給湯器の用語集

本と虫眼鏡、ガス給湯器とエコキュートを描いた給湯器の用語集の概念イラスト

給湯器の種類

機器の種類の概念図。ガス給湯器、貯湯タンクとヒートポンプからなるエコキュート、電気ヒーターを使う電気温水器を並べている 123
  1. ガス給湯器ガスを燃やし、必要な分だけお湯を沸かす
  2. エコキュート空気の熱で沸かし、タンクにお湯をためる
  3. 電気温水器タンク内の電気ヒーターで水を温める
ガス給湯器 (がすきゅうとうき)
ガスを燃やして、水をその場で温めてお湯にする機器です。お湯をためておくタンクはなく、蛇口を開けたときに必要な分だけ沸かします。
エコジョーズ
エコジョーズの概念図:ガス給湯器とドレンの排水
排気の熱も回収するガス給湯器機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
ガス給湯器のうち、排気の熱も回収してお湯を温める高効率タイプの呼び名です。熱源はガスのままで、電気でお湯を沸かすエコキュートとは別物です。 詳しくはエコキュートの交換(エコジョーズとの違い)
エコキュート
エアコンと同じヒートポンプの仕組みで空気の熱を集め、電気でお湯を沸かしてタンクにためておく給湯機です。屋外にヒートポンプユニットと貯湯タンクの2台を置きます。 詳しくはエコキュートの交換
電気温水器 (でんきおんすいき)
タンクの中の電気ヒーターで、水を直接温めてためておく機器です。ヒートポンプを使うエコキュートとは仕組みが違います。
ハイブリッド給湯機 (はいぶりっどきゅうとうき)
ハイブリッド給湯機の概念図:ヒートポンプ、タンク、ガス給湯器
ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせる機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせ、使う量に応じて両方を使い分ける給湯機です。
エネファーム
エネファームの概念図:燃料電池のユニットと貯湯タンク
発電するときに出る熱でお湯をつくる機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
家庭用の燃料電池です。ガスから取り出した水素で発電し、そのときに出る熱でお湯をつくります。
石油給湯機 (せきゆきゅうとうき)
石油給湯機と別置きの灯油タンクの概念図
灯油を燃やしてお湯を沸かす機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
灯油を燃やしてお湯を沸かす機器です。灯油タンクと組み合わせて使います。 詳しくは給湯器の銘板の見方

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能力と機能

  1. 給湯専用蛇口やシャワーへお湯を出す。追い焚きはできない
  2. 追い焚き浴槽のお湯を循環させて温め直す
  3. オートお湯はり・保温を自動で行う。足し湯は手動
  4. フルオートオートの機能に、自動の足し湯が加わる
号数 (ごうすう)
16号
20号
24号

同時に使えるお湯の量

号数は、同時に使えるお湯の量の目安説明用の概念図
水温より25℃高いお湯を、1分間に何リットル出せるかを表す数字です。24号なら1分間に24リットル。家庭用は16号・20号・24号が主流で、お湯の熱さではなく、同時に使える量の違いです。 詳しくは給湯器の号数の選び方
給湯専用 (きゅうとうせんよう)
台所・洗面・シャワーにお湯を出す機能だけを持つタイプです。追い焚きはできず、浴槽へのお湯はりは蛇口から行います。
追い焚き (おいだき)
浴槽のお湯を給湯器との間で循環させて、温め直す機能です。浴槽と給湯器をつなぐ配管が必要です。
オート
追い焚き付きの給湯器のうち、ボタン1つで設定した湯量・温度までお湯はりをして、保温まで自動で行うタイプです。お湯が減ったときの足し湯は手動で行います。
フルオート (ふるおーと)
オートの機能に加えて、浴槽のお湯が減ったことを感知して自動で足し湯をするタイプです。追い焚き配管を自動で洗う機能を持つ機種もあります。
給湯暖房熱源機 (きゅうとうだんぼうねつげんき)
給湯暖房熱源機から浴槽と床暖房へ温水を送る概念図
給湯に加えて、暖房にも温水を送る機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
お湯を出す機能に加えて、床暖房や浴室暖房乾燥機に温水を送る機能を持つ給湯器です。暖房の配管がある住宅で使われます。
タンク容量 (たんくようりょう)
タンク容量
リットル(L)

ためておく
お湯の量

タンクにためておける量をリットルで表示説明用の概念図
エコキュートなど、お湯をためておく機器のタンクの大きさです。リットルで表し、世帯の人数やお湯の使い方で選びます。 詳しくはエコキュートの交換(タンク容量の選び方)

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設置と部品

  1. リモコン温度設定やお湯はりを操作する機器
  2. 貯湯タンク沸かしたお湯をためておくタンク
  3. ヒートポンプユニット空気の熱を集めてお湯を沸かす室外機
  4. 銘板型番やガス種などが書かれたラベル
壁掛け (かべかけ)
建物の外壁に取り付けるタイプです。戸建てのガス給湯器でよく見られます。
据置 (すえおき)
地面や土台の上に置くタイプです。壁掛けとは本体の形や配管のつなぎ方が異なります。
PS設置(パイプスペース) (ぴーえすせっち)
マンションなどで、玄関横の扉の中(パイプスペース)に給湯器を収める設置方法です。扉の内側に入る寸法や排気の向きが決まっているため、それに合う機種を選びます。
排気カバー (はいきかばー)
給湯器の排気口に取り付けたカバーで排気の向きを変える概念図
排気口のカバーで排気の向きを変える機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
給湯器の排気口に付けて、排気の向きを変えるための部材です。窓や隣家、通路に排気が直接当たらないようにするときに使います。
リモコン
給湯器の温度設定やお湯はりを操作する機器です。台所用と浴室用があり、給湯専用は台所用だけ、追い焚き付きは浴室用も使うのが一般的です。
ドレン排水 (どれんはいすい)
給湯器で発生するドレン水を排水管へ流す概念図
運転中に出る水を外へ流す機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
機器の運転中に出る水を外へ流すことです。エコジョーズは排気の熱を回収するときに水が出るため、それを流す配管が必要です。エコキュートのヒートポンプユニットからも水が出ます。 給湯器の下が濡れているときに、この水なのか水漏れなのかを見分ける方法は、給湯器から水漏れ|ポタポタ・下から垂れるときの見分け方と止め方にまとめています。
減圧弁 (げんあつべん)
調整部と配管の接続部がある減圧弁の概念イラスト
タンクに入る水の圧力を下げる機器・部品の形や配置は機種によって異なる概念図です。
水道の水圧を、タンクが耐えられる圧力まで下げる弁です。エコキュートや電気温水器など、お湯をためるタイプの機器に付いています。
貯湯タンク (ちょとうたんく)
エコキュートで、沸かしたお湯をためておくタンクです。貯湯ユニットとも呼びます。重さも大きさも壁掛けの給湯器よりはるかに大きく、設置場所までの搬入経路を先に確認します。 詳しくはエコキュートの交換
ヒートポンプユニット (ひーとぽんぷゆにっと)
エコキュートの室外機にあたる部分です。空気の熱を集めてお湯を沸かし、貯湯タンクへ送ります。

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本体の表示と確認

  1. 型番機種ごとに付けられた英数字の記号
  2. ガス種都市ガス・プロパンガスなどの区別
  3. 標準使用期間設計上想定された、安全に使える標準的な期間

表示位置・項目名・記載内容は機種によって異なります。

銘板 (めいばん)
型番
ガス種
標準使用期間

銘板
本体のラベル

本体に貼られたラベルで機器の情報を確認説明用の概念図
給湯器本体に貼られている、型番やガス種などが書かれたラベルです。交換の見積りや補助金の申請で、この内容を確認します。 詳しくは給湯器の銘板の見方
型番 (かたばん)
メーカーが機種ごとに付けている英数字の記号です。銘板でいちばん大きく書かれていることが多く、見積りのときに伝えると機種の取り違えを防げます。 詳しくは給湯器の銘板の見方
ガス種 (がすしゅ)
使っているガスの種類で、都市ガスとプロパンガス(LPガス)があります。ガス給湯器はガス種ごとに別の機種で、合わない機器はそのままでは使えません。
標準使用期間 (ひょうじゅんしようきかん)
メーカーが設計上想定している、安全に使える標準的な期間です。多くのメーカーが給湯器では10年としていますが、その年数で必ず壊れるという意味ではありません。 この期間を過ぎた給湯器を、修理するか交換するかの決め方は、給湯器が壊れたら修理か交換か|使った年数・部品・費用で決める方法にまとめています。
特定保守製品 (とくていほしゅせいひん)
所有者の登録
点検の仕組み
所有者の登録と点検の仕組み説明用の概念図
法律に基づいて、所有者の登録と点検の仕組みがある製品です。給湯器では石油給湯機・石油ふろがまが対象で、ガス給湯器とエコキュートは対象外です。 詳しくは給湯器の銘板の見方(よくある誤解)

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費用と見積り

  1. 本体・リモコン機器などの代金も総額に含めて確認する
  2. 工事費標準工事に含む作業の範囲は業者ごとに違う
  3. 撤去処分費古い機器を取り外し、引き取って処分する費用
  4. 追加費用標準工事に含まれない作業が必要な場合に加わる

総額は、本体・リモコン・工事費・処分費など、支払う金額をすべて足した金額です。必要な場合は追加費用も含めて確認します。含まれる項目や標準工事の範囲は業者ごとに違うため、見積書の内訳で確認してください。

総額(工事費込み) (そうがく)
本体・リモコン工事費処分費必要な追加費用
総額
支払う金額をすべて足したものが総額説明用の概念図
本体・リモコン・工事費・処分費など、支払う金額をすべて足した金額です。何が含まれているかは業者ごとに違うため、見積書の内訳で確認します。 詳しくは業者6社の公開価格を比べました
メーカー希望小売価格 (めーかーきぼうこうりかかく)
メーカーが示す本体の参考価格
見積書で確認する支払う総額・内訳
メーカーの参考価格と見積りの総額は別の項目説明用の概念図
メーカーが示している本体の参考価格で、定価とも呼ばれます。「○%OFF」という表示の多くは、この価格からの割引率です。
標準工事費 (ひょうじゅんこうじひ)
業者がそれぞれ「標準」と決めた範囲の工事の料金です。どこまでを標準に含めるかは業者ごとに違います。
撤去処分費 (てっきょしょぶんひ)
古い給湯器を取り外し、引き取って処分するための費用です。標準工事費に含める業者と、別に書く業者があります。
追加費用 (ついかひよう)
標準工事に含まれない作業が必要になったときに、別に足される費用です。配管の延長や部材の追加などが当てはまります。どういう条件でいくら足されるのかを、工事の前に書面で確認します。
相見積もり (あいみつもり)

号数・機能・設置場所をそろえる

A社同じ条件
B社同じ条件
C社同じ条件
同じ条件で見積りを比べる説明用の概念図
同じ条件で複数の業者から見積りを取り、比べることです。条件(号数・機能・設置場所)をそろえないと、正しく比べられません。 詳しくは給湯器交換はどこに頼む?

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補助金と資格

給湯省エネ事業 (きゅうとうしょうえねじぎょう)
省エネ性能の高い給湯機の導入を補助する国の制度です。対象はエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームで、ガス給湯器(エコジョーズを含む)は対象外です。内容は年度ごとに変わります。 詳しくは給湯器の補助金
登録事業者 (とうろくじぎょうしゃ)
給湯省エネ事業で、補助金の申請ができるように事務局に登録した事業者です。お客様ご自身では申請できず、登録事業者が申請します。 詳しくは給湯器の補助金
撤去加算 (てっきょかさん)
給湯省エネ事業で、電気温水器や電気蓄熱暖房機を撤去する場合に、補助額に上乗せされる分です。 詳しくは給湯器の補助金
液化石油ガス設備士 (えきかせきゆがすせつびし)
プロパンガス(LPガス)の配管などの設備工事を行うために必要な国家資格です。
認定ガス機器設置スペシャリスト (にんていがすききせっちすぺしゃりすと)
ガス機器を正しく設置するための知識と技能を持つことを示す、業界の認定資格です。
給水装置工事主任技術者 (きゅうすいそうちこうじしゅにんぎじゅつしゃ)
水道の給水装置の工事で、施工を管理するための国家資格です。 業者を自分で探すときに、この資格を含めて何を確かめればよいかは、給湯器の点検商法にご注意ください|悪徳業者の見分け方の「自分から探すときに見る4つ」にまとめています。

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