給湯器の銘板はどこ?型番の見方と、補助金で写真が要る3つの場面

施工店から「銘板の写真を送ってください」と頼まれた方、交換の前に型番を調べたい方へ。 銘板の場所・読み方・写真の撮り方を、メーカーと国の資料で確かめられた範囲だけでまとめました。

結論:銘板は本体のラベル。型番はいちばん大きな文字です

銘板(めいばん)は、給湯器本体に貼られている、 メーカー名・型番・製造番号・製造年月などが書かれたラベルのことです。 型番(型式)は、銘板の中でいちばん大きな文字で書かれています。

リモコンには、本体とは別の型番が付いています。 リモコンの操作パネルに書かれた番号ではなく、本体に貼られた銘板を見てください。

銘板はどこに貼ってある?ガス・石油・エコキュート別

銘板が貼られている位置は、給湯器の種類とメーカーによって異なります。 確認できている範囲をまとめます。

屋外壁掛けのガス給湯器のイラスト。正面の右下と、右側面の上に、銘板を示す黄色の四角がある
  1. 正面(右下)

    通常サイズの機種の多くはここ

  2. 右側面(上部)

    小型の機種など

機種によって、正面か右側面のどちらかに貼られています。見つからないときは両方を確認してください。

ガス給湯器

石油給湯機

石油給湯機も、機種により正面または側面に銘板が貼られています。 メーカー名を挙げて位置を断定できるだけの情報は、今回確認できませんでした。

上部に煙突(排気筒)が付いた白い縦長の石油給湯機のイラスト。正面下部の点検口と、右側面の上部に、銘板を示す黄色の四角がある
  1. 正面(下部)

    正面に貼られている機種はここ

  2. 右側面(上部)

    側面に貼られている機種はここ

正面か右側面のどちらかに貼られています。機種によって異なるため、見つからないときは両方を確認してください。

エコキュート(貯湯ユニット・ヒートポンプユニット)

エコキュートは貯湯ユニットとヒートポンプユニットで、別々の型番(形名)が付いています。 どちらを見ればよいか分からないときは、両方の銘板を撮っておくと確実です。

白い円筒形の貯湯タンク(左)と、ファン付きのヒートポンプユニット(右)が並ぶエコキュートのイラスト。タンク正面の中央と、ヒートポンプユニット正面の右下に、銘板を示す黄色の四角がある
  1. 貯湯ユニット(正面)

    型番はここ(銘板①)

  2. ヒートポンプユニット(正面下部)

    型番はここ(銘板②)

貯湯ユニットとヒートポンプユニットに、それぞれ別の銘板があります。貼付位置は機種により異なるため、見つからないときは正面全体を確認してください。

貯湯ユニット

銘板①(型番あり)

ヒートポンプ
ユニット

銘板②(型番あり)

リモコン

別の型番
(本体の型番ではない)

エコキュートは貯湯ユニットとヒートポンプユニットに、それぞれ別の型番(銘板)が付いています。 リモコンの型番は、これらとは別物です。レイアウトはメーカー・機種により異なります。

リモコンにも型番がありますが、それは本体の型番ではありません。 三菱電機の公式資料では、本体の「システム形名」とリモコンの形名が別の体系であることが明記されています。

出典:ノーリツ「品名・型式名の確認方法」リンナイ「機器の型番やガスの種類はどこを見ればわかりますか?」(各社公式サイト)

銘板で分かること、型番からは分からないこと

銘板には、主に次の項目が書かれています。

品名給湯器

型式XX-0000

製造番号0000000

製造年月20XX年 X月

銘板のレイアウトはメーカー・機種により異なりますが、 型式(型番)がいちばん大きく表示されるのは共通しています。※実在の型番ではありません。

号数・オート/フルオート・エコジョーズは、型番からは読み解けません

「型番のこの部分を見れば号数が分かる」というような、メーカー公式の読み方のルールは公表されていません。 号数・オートとフルオートの違い・エコジョーズかどうかを型番の文字列だけから判断する方法は、 どのメーカーも案内していません。

確実なのは、型番をそのままメーカーの製品ページ・仕様書と照合することです。 号数の選び方は給湯器の号数の選び方にまとめています。 オートとフルオートの違いは給湯器の用語集をご覧ください。

補助金の申請で銘板の写真が要る3つの場面(エコキュート単体は不要)

国の給湯省エネ2026事業では、交付申請の書類として 銘板(ラベル)の写真を求められる場面があります (事務局公開の工事写真マニュアル、2026年3月18日版より)。

場面必要な写真
ハイブリッド給湯機・エネファームの設置設置した機器の銘板ラベル写真(型番・製造番号・製造年月が写っているもの)
性能加算(貯湯ユニットを追加する場合)追加した貯湯ユニットの銘板写真
撤去加算(電気温水器を撤去する場合)撤去する電気温水器の銘板写真(撤去加算 20,000円)

エコキュート単体の設置では、銘板ラベルの写真は不要です。 代わりに保証書の写しを提出します。

電気蓄熱暖房機を撤去する場合(撤去加算 40,000円)は、 銘板の写真ではなく、撤去【中】と撤去【後】の写真を出します。 電気温水器の撤去とは扱いが異なります。

これらの申請書類は、施工店(事務局に登録された事業者)が作成・提出します。 住宅所有者ご本人や、当店が申請することはありません。 補助金の対象機種・金額のくわしい内容は京都市の給湯器の補助金にまとめています。

型番まで読める写真を撮る3つのコツ

給湯省エネ2026事業の工事写真マニュアルでは、 型番・製造番号・製造年月が読み取れることが求められています。

メーカーが「銘板の写真を送ってください」と公式に案内しているわけではありません。 写真が必要になるのは、給湯省エネ2026事業の交付申請書類としてです。

よくある4つの誤解

給湯器に「長期使用製品安全表示」のシールはありません

この制度の対象は扇風機・換気扇・エアコン・ブラウン管テレビ・二槽式洗濯機・全自動洗濯機の 6品目だけです。給湯器(ガス・石油・エコキュートいずれも)はこの制度の対象外です。

法定点検(特定保守製品)の対象は、石油給湯機・石油ふろがまだけ

法定点検の対象になっているのは石油給湯機・石油ふろがま(屋内式・屋外式)だけです。 ガス給湯器・エコキュートは対象外です。

給湯器の寿命は、一律10年とは決まっていません

業界団体のJGKA(日本ガス石油機器工業会)は、法定点検の制度の案内で、 一般の温水機器の設計標準使用期間を8〜10年とし、機器によって異なるとしています。 一律に「10年で寿命」と言い切ることはできません。

東芝のエコキュートは、2024年3月で販売を終えています

東芝(東芝キヤリア)は、2024年3月31日で家庭用・業務用エコキュートの販売を終了 しています。製造終了後10年間は補修用性能部品を保有するとしています(東芝キヤリアのお知らせ)。

型番か銘板の写真を送るだけで、補助金の対象かどうかをお返しします

いまお使いの機種、またはご検討中の機種の型番(銘板の写真でも構いません)をお伝えいただければ、 文章で次の点をお返しします。

  • ① 対象か対象外か。 公式の対象製品リストと照らして確認します。
  • ② 対象なら金額。 基本額・性能加算・撤去加算を分けてお伝えします。
  • ③ 誰が申請するのか。 国の制度は登録事業者(施工店)のみが申請できます。当店が申請を代行することはありません。

現地調査はいたしません。料金もいただきません。ご紹介できる施工店は1社です。

銘板の型番をお伝えいただければ、補助金の対象かどうかをお答えします。

070−8456−4032

受付時間 平日・土日祝 10:00〜19:00

時間外はフォームから承ります。翌日の朝一番にご連絡します。

24時間受付のフォームで相談する

よくあるご質問

銘板とリモコンの型番は違うのですか?
違います。銘板は給湯器本体に貼られたラベルで、型番・製造番号・製造年月などが書かれています。リモコンにも型番がありますが、それは本体の型番ではありません。三菱電機の公式資料でも、本体の「システム形名」とリモコンの形名は別の体系であることが明記されています。
エコキュートは、どちらの型番を伝えればいいですか?
エコキュートは貯湯ユニットとヒートポンプユニットで型番(形名)が別々に付いています。どちらを伝えればよいか分からない場合は、両方の銘板を撮影して送っていただければ確認します。
型番の数字を見れば号数が分かりますか?
号数・オートとフルオートの違い・エコジョーズかどうかを、型番の文字列だけから機械的に読み解く公式のルールは、どのメーカーも公表していません。型番をそのままお伝えいただければ、メーカーの仕様書と照合して確認します。
うちの給湯器は法定点検の対象ですか?
ガス給湯器とエコキュートは対象外です。法定点検(特定保守製品)の対象になっているのは、石油給湯機・石油ふろがま(屋内式・屋外式)だけです。給湯器に「長期使用製品安全表示」のシールが貼られていることもありません。この制度の対象は扇風機・換気扇・エアコンなど6品目で、給湯器は含まれません。
給湯器の寿命は何年ですか?
一律には決まっていません。業界団体のJGKA(日本ガス石油機器工業会)は、法定点検の対象機器について「設計標準使用期間」を一般の温水機器で「8〜10年、機器によって異なる」としています。「10年で寿命」と一律に言い切ることはできません。
銘板の写真は必ず必要ですか?
給湯省エネ2026事業で、ハイブリッド給湯機・エネファームを設置する場合や、性能加算(貯湯ユニットの追加)・撤去加算(電気温水器の撤去)を申請する場合に必要です。エコキュート単体の設置では、銘板の写真ではなく保証書の写しを提出します。
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